「工業団地 ✕ 教育」による、まちづくりイベント「勝央工業団地オープンファクトリー」を展開している、岡山県勝央町とご縁をいただき、一泊二日による「起業家教育プログラム導入研修」をさせていただきました。主催は、勝央町の人材育成や起業支援を行っているしょうおう志援協会です。会長の本行才泰さんは、株式会社勝央体験ファクトリーを創業し、勝央工業団地オープンファクトリー等の教育体験プログラムの開発や運営をされ、ふるさとへ丁寧に向き合っている志の高い起業家です。副会長の井上高志さんは、合同会社MOVE ONを創業され、地域に根付いたパソコン教室等を展開されている、細やかに配慮されるクレバーな起業家です。そして今回の起業家教育プログラム導入研修の企画者です。
さて、しょうおう志援協会では平成30年度より、「こども起業塾〜農業編〜」を企画・運営されます。その導入として、一泊二日の集中型研修を行いました。参加者は10名程度、株式会社ジブンノオトのオリジナル教材もケーススタディとして配付させていただきました。二日間の研修内容は以下の通りです。
<4月28日(土)>
12:00 ランチミーティング
13:30 現地視察(おかやまファーマーズ・マーケットノースヴィレッジ)
15:00 研修会(前編)
18:30 交流会
<4月29日(日)>
09:30 研修会(後編)
12:00 終了
今回の研修の特徴としては、周防大島で開発・運営実績のある“公立と民間”の両側面から起業家教育を学べる点です。具体的には、2012年からスタートした公立学校での起業家教育と、私塾「こども起業アカデミー」です。「こども起業塾〜農業編〜」は5月20日(日)からスタートするため、授業内容は既に完成しています。昨年度にはプレ開講もしています。そのため、こども起業塾の基本設計をブラッシュアップするのではなく、各プログラムを担当する講師向けの学びを研修のねらいとしました。ねらい以上の研修成果として、こども起業塾〜農業編〜のNEXTプログラムとして、問題解決能力を育む、ビジネスアイデアのプレゼンテーション編の実施という気づきをつくり出すことができました。岡山県勝央町で始まった起業家教育のこれからに期待していますし、できるなら再訪させていただき、子どもたちの学びと成長をサポートできればと思います。