愛媛県教育委員会教育社会教育課の舟田美加さんから熱いお声がけをいただき、令和4年度第2回地域教育プロデューサー等ステップアップ研修会にて講演をさせていただきました。地域教育プロデューサー配置支援事業の一環です。愛媛県教育委員会からの講演依頼は2017年（講演実績）ぶりでした。防予フェリーに乗船し、ふるさと周防大島を眺めながら、海上国道437号線で愛媛県松山市に渡る事にもワクワクします。会場入りしてからも温かな、おもてなしをいただきました。愛媛県ブランド「真穴みかん」シールに、柑橘王国の誇りを感じます。

講演のテーマは「地域教育プロデューサーの「技」と「起業プラン」を磨く」です。地域教育プロデューサーや地域おこし協力隊として愛媛県に移住し、学校と地域をつなぐ教育づくりに邁進している方々には任期があります。任期後は、起業も含めて自立が求められます。だからこそ、任期中に教育分野を軸に稼ぐ力をつける、稼ぐ仕組みをつくる必要があります。株式会社ジブンノオトを創業し10年で培った経験やノウハウを講演を通じて伝えて欲しいというのが、愛媛県教育委員会の要望でした。向上心の高い参加者のおかげで全力投球できました。アンケート結果は、「おおむね参考になった（24%）」＋「大変参考になった（69%）」で93%の方にとって参考になったようです。役目を果たせる事ができ安心しました。

参考になった理由も熱く嬉しくなりました。

・熱量の高いお話だった。

・今の立場でちょうど悩んでいた内容にピッタリ合っていた。

・実際に教育分野で起業されている方の話を聞ける貴重な機会だった。

・自身のキャリア形成や現在の活動内容においてとても参考になった。

・周防大島で叩き上げてやってきた大野さんの話は、たいへん面白く、ジャンケンポン理論など包み通さずお話していただき、とても刺激を受けたし、勉強になった。

・教育ビジネスで稼ぐには、地域教育だけではやはり難しいと再認識できた。都市部や大手への営業など、稼ぐやり方は色々あるが、そもそも地域教育や初等教育に公的予算が不足していることが大きな問題だと感じる。

・大変熱いお話を聞くことができてよかった。大野さんぐらいのパッションがないと「数育で稼ぐ」というのは中々難しいことだと痛感した。地域、企業、行政が協働していかないといけないし、そこへのアプローチ、行動力を持たなければいけない。「常にアンテナを張る」、簡単なようで難しい！

・愛媛県の教員として新たな仕事を創ることへのモチベーションにつながった。

・起業教育について学ぶとことが多かった。

・地域と共に発展するイメージと歴史が大切であるということに感銘を受けた。貴重な講演をありがとうございました。

・起業について理念たけでなく、現実的なことも考える必要があることを学ぶことができた。

・学生の立場からも参考になるようなお話をたくさん聞くことができた。

・兼業農家の定年後に、農業経営の在り方を起業でと考えているところだったので、とても参考になる研修会だった。農業教育に活用するため、有効利用する方法を考えるワクワクが広がった。

・新たな教育の方向性を分刻みでバーションアップしながら、学校や地域に届ける大野さんの熱意に、自分に足りないものを痛感した。教育を経営、マネージメントするという視点を教員も意識する必要があると感じ、また、その地域の受け皿をどう構築していくかという課題をいただいた。

・活発な質問があったり、地域教育プロデューサーの今後のなり方について具体的な話があったりして、有意義であった

・パワーアップした大野さんからエネルギーや刺激をたくさんいただいた。

・地域おこし協力隊OBOGへのビジネス展開支援は大切なことであると思う。市町に任せるのではなく、県でもしっかりと取り組むべきであると思う。

・大野さんの熱意のこもったお話に引き込まれた。様々な取組も参考になった。

また機会をいただければフェリーで愛媛県を含めて四国に渡る事ができればと思います。もちろん四国以外の地域でも、私の経験やノウハウがお役立ちできれば幸いです。