8月に開催したSDGs講演会と合わせて、JTB広島支店と共同開発した、修学旅行の探究教材「ITSUKO JIBUN-NOTE」の使用状況を把握するために、広島県立五日市高等学校の沖縄修学旅行へ二泊三日で同行しました。
修学旅行の教育的位置づけとして、高等学校学習指導要領では特別活動の学校行事(4)旅行・集団宿泊的行事となっています。「平素と異なる生活環境にあって、見聞を広め、自然や文化などに親しむとともに、集団生活の在り方 や公衆道徳などについての望ましい体験を積むことができるような活動を行うこと。」と定められています。費用は国内平均で10万円前後となっており、高校生活の中で最も単価の高い教育プログラムと言えます。2019年度の学習指導要領の改訂により探究活動が重視されることもあり、広島県立五日市高等学校では他校に先駆けて、修学旅行の探究活動化を推進しています。
手法としては、総合的な学習の時間にて、事前学習(タビマエ)→修学旅行(タビナカ)→事後学習(タビアト)をトータルデザインし探究学習の質を高めています。今年度の良かった部分は更に磨き、反省点は改善し、より良い探究的な修学旅行となるように、先生方を引き続きサポートさせていただければと思います。
2021年9月30日から新たに、宮島水族館SDGsプログラムをJTB広島支店と共同開発し販売をスタートしています。広島方面の修学旅行や研修旅行の探究学習プログラムの一つとして、ぜひご検討ください。
宮島水族館SDGsプログラム(広島県廿日市市宮島町)
https://miyajima-sdgs.world/