周防大島の教育メンバーと私塾の立ち上げ準備中です。「英会話 ✕ 自立学習 ✕ キャリア教育」を組み合わせた新しいタイプの私塾です。英会話は、2021年1月から始まる大学入学共通テストの民間試験GTECと連動した英語4技能の教室です。幼児から中学生までを対象としています。自立学習はEdTechを活用した、個別適応学習(アダプティブラーニング)を導入し、「英・国・数(算)」の弱点補強を確実に行い確実な学力向上を目指します。特に学力未定着層への効果は高いと思います。効率的に学力を高められるEdTechを導入するからこそ、個々の塾生の、ジブンの道を描く「キャリア教育」、自ら学び合い探求する力を育む「アクティブ・ラーニング」、心を動かす力を育む「プレゼンテーション学習」に力を入れることができます。
これらを成功させるヒントを得るために、私塾経営と新たな公教育に挑戦している広島県大崎上島へ、塾創設メンバーと二人で行きました。大崎上島で教育立島を志し、Uターン起業した株式会社しまのみらい代表取締役、取釜宏行さんに二日間コーディネートをお願いしました。実は5年前から、キャリア教育を学び合うために周防大島と大崎上島を行き来しています。
取釜さんは、私塾と公教育の二領域で活躍中です。大崎上島で、学力向上とキャリア教育を融合させ私塾を成功させた経験やノウハウを教えてもらいました。周防大島での私塾経営のイメージを持つことができました。
他にも、「学びの島カフェ ウルトラマラソン」という研修会を企画していただき、講師を務めさせていただきました。幸運にもこの日は、オキウラマルシェに広島県立広島叡智学園の先生方や県教育委員会の方が、地域とともに出展していました。そこで、学びの島カフェにも多くの先生方が参加され、情熱的で先進的な教育研修になりました。
この二日間で多くの刺激と学びをいただきましたが、最大の気づきは、島でも私塾という民間教育ビジネスで稼ぐことができるという事実です。これまで私は、文部科学省が推進する学校運営協議会制度を活用し、地域とともにある学校づくりを、周防大島町教育委員会コミュニティ・スクール スーパーバイザーとして担わせていただいた経験もあります。小中学校での授業では、現在もキャリア教育の非常勤講師も務めさせていただいています。これらも非常に重要な教育政策ですが限界も感じています。この限界を突破するには、民間教育ビジネスとしての稼ぐ力と、塾生個々の学力向上エビデンス(科学的根拠)が必要だと感じています。
2009年から公教育に携わり9年目。10年を目処に、2020年までには民間教育と公教育の融合点を見い出したいと思います。そして、「世界一ワクワクする学校」を周防大島で実現します。
〜ジブンの仕事で世界をワクワク〜