中国新聞(山口・岩柳面)に山口大学アントレプレナー演習の記事を掲載していただきました。平成28年度からスタートした、国立大学法人山口大学での非常勤講師としての仕事です。令和4年度からは地域展開科目2アントレプレナー演習」として学習内容が更に進化しました。私のアントレプレナー演習の目的は、地域課題を解決できる起業家を増やすことです。起業に関心のある学生たちが集まり、地域での起業を当事者として捉えることで、会社員よりも地域課題を解決できる起業家になりたいという動機付けになることを意識しています。
5日間の集中講義の中で、1泊2日の現地フィールドワークを周防大島町で行います。令和4年度の学生たちは、株式会社ジブンノオト以外にも、CARPE DIEM株式会社(塾、宿泊業)、合同会社さかえる(ひじき漁師、体験学習)を経営する起業家たちから、5感を通じて起業を学びました。9月20日に開催した最終プレゼンテーションでは、学生たち一人ひとりの課題意識と周防大島町の課題がつながり、心動かされるオンリーワンのビジネスプランが出来上がりました。決して、このビジネスプランで課題解決と稼ぎが両立できるとは思っていませんが、5日間という限られた時間の中でアウトプットされた最高の学習成果です。令和5年度もアントレプレナー演習は継続される予定です。山口大学に入学する、起業に関心のある新1年生や在校生のみなさん、ぜひアントレプレナー演習を履修してもらえたら嬉しいです。