株式会社ジブンノオト(周防大島)

株式会社ジブンノオト(周防大島)

お問い合わせ

INFORMATION
お知らせ

「進化する里山資本主義」で解き明かされる里山資本主義と教育の関係性

2020.04.11

  • MEDIA

「進化する里山資本主義」で解き明かされる里山資本主義と教育の関係性

40万部以上のベストセラーとなった「里山資本主義」の続編「進化する里山資本主義」が4月30日に出版されます。2012年に里山資本主義と出会ってから8年になりました。NHK広島放送局(中国地域)フェイス・グランデにて、『「続 里山資本主義」過疎の島こそ21世紀のフロンティア』というタイトルで放送していただいたのがきっかけです。

「進化する里山資本主義」の出版を企画されたのは、Japan Times Satoyama 推進コンソーシアム代表の末松弥奈子さんです。末松弥奈子さんは瀬戸内の広島県福山市出身で、常石グループを家業とし、1993年に東京でWebビジネスで起業され、現在も株式会社ニューズ・ツー・ユー ホールディングスの代表を務め、日本初の小学生を対象としたボーディングスクール(全寮制)「神石インターナショナルスクール」を経営されている憧れの起業家です。2016年に、里山資本主義の勉強会でお会いしてから、幾度となく周防大島に来られ、瀬戸内ジャムズガーデンの松嶋匡史さん等、多様な島の起業家たちと親交を深められています。大島大橋への貨物船衝突事故による長期断水の際も、多大なご支援をいただきました。

そのような背景もあり、第2章は「周防大島が〝里山資本主義のふるさと〟と呼ばれる理由〜20年間の地方再生ストーリー〜」というタイトルで、周防大島を時系列で整理・分析いただき、他の市町村にとって、地域再生のケーススタディとして執筆いただいています。私としても、東京からUターンし16年が経ち、第2章を読むと感慨深く、次の20年を描き走るエネルギーをいただきました。

そして、「進化する里山資本主義」のまえがきには、末松弥奈子さんの想いがこのように綴られています。

「東京で暮らして30年近くがすぎ、うすうすこの事実に気がつき始めていたころです。そんなときに偶然にも、藻谷さんと井上さんとのご縁をいただき、お二人の考えに深く共感し、多くの人と共有したいと思いました。その後、有志で集まって『里山資本主義』に登場する実践者の方々を訪ねるスタディツアーを企画したり、東京で勉強会を開催したりしていましたが、現場の方々のお話を聞くうちに、地域で暮らす人たちが地元のさまざまな未活用資源を生かし、域内で経済を回す取り組みは、日本が今後、持続可能な社会を築いていくうえで重要な鍵になる、という実感がわいてきたのです。」

「進化する里山資本主義」は、折しも、突如現れた新型コロナウィルスによる社会変革期に大きな示唆を与えてくれる内容になっていると感じています。われわれは地域を起点に、どのような世界を目指すのかを具体的な事例から学ぶことができます。第2章の周防大島は、以下の項目で構成されています。


なぜ周防大島に注目が集まるのか/
地域で経済をまわす「瀬戸内ジャムズガーデン」という革命/
25年後の日本の高齢化状況/
20年かけて変化を続けている周防大島/
周防大島をどうとらえ、どう活かすか/
「孫」から「長老」への働きかけが大きな変化を生む/
「次世代」の若い人たちに伝えていること/
Uターンのさきがけとなった人たちの存在/
「胎動期」(2001年から2005年)/
情報発信を続けながら活性化を軌道に乗せる/
「育成期」(2006年から2010年)/
大きな成長への萌芽が見える/
「成長期」(2011年から2015年)/
「嫁ターン」が果たす大きな役割/
「成長期」から大ブレイクへ/
「成熟期」(2016年から現在)/
人と情報が集まる「いいカフェ」が重要/
どうやって地域に入っていくか/
Uターンした人たちがキーになる/
地域と移住者をつなげる人たちとは?/
周防大島の20年から見えてきたもの


第1章 「里山資本主義」の目指す世界(藻谷浩介)
第2章 周防大島が〝里山資本主義のふるさと〟と呼ばれる理由――20年間の地方再生ストーリー(Japan Times Satoyama推進コンソーシアム)
第3章 人と地域と事業をつなぐ「プラットフォーム」(NPO法人ETIC.)
第4章 「ふるさと創生」から「地方創生」へ――自治体はどう変わったか(吉田雄人)
第5章 フロントランナーとして注目される実践者たち(村岡麻衣子)
第6章 対談:里山資本主義の新たな可能性(藻谷浩介×御立尚資)

全体の章立ては、このようになっています。「進化する里山資本主義」を通じて大きな気づきをいただきました。株式会社ジブンノオトが学校とともに取り組んで来た教育は、実は、里山資本主義が目指す世界に欠かせない仕組みなのです。地域と教育の関係性に関心を持たれている方はぜひ、「進化する里山資本主義」をご一読ください。里山資本主義と教育の関係性に、日本の次なるステージのヒントがあります。そして、リアル周防大島で学び合える日を楽しみにしています。

進化する里山資本主義
「進化する里山資本主義」表紙