「ようこそ 本庄小学校へ」。玄関には、講師や来校者を迎える掲示が用意されていました。
2026年9月17日(木)、文部科学省アントレプレナーシップ推進大使として、宮崎県国富町立本庄小学校を訪問しました。4年生には45分、6年生には90分の特別授業。子どもたちとともに、失敗から学ぶこと、自分の夢や仕事の可能性について考えました。その様子は、MRT宮崎放送のお昼のニュースでも紹介されました。

「いどむ」から始まる、できるサイクル
今回の授業では、「いどむ → しくじる → できる」という「できるサイクル」を取り上げました。子どもたち自身の経験に重ねながら、挑戦と失敗について考えるためのワークです。
うまくいかなかったとき、そこから何を学ぶのか。私自身の子ども時代の経験も交えながら、失敗を次の挑戦へつなげることを伝えました。6年生には、来春の中学校進学も見据え、対話やワークを通じて学びを深める時間を設けていただきました。
授業では、自分の考えや夢を伝えようと手が挙がり、子どもたちが自分の言葉で話す場面がありました。「あったらいいな」を考え、意見を出し合い、お互いを称え合う。自分で考えたことを言葉にする姿も、この日の大切な授業の一部でした。
村中田博校長先生も、子どもたちが「できるサイクル」に熱心に挑み、自分の考えを伝える様子を見守ってくださいました。
学校の公式記事でも、4年生の講話の内容として「失敗から何を学ぶか」が挙げられています。社長や従業員など、働くことにはさまざまな形があるという話も紹介してくださいました。
出典:本庄小学校「アントレプレナーシップ教育を行いました(4年生)」
参観していた大人にも、話してもらう
この日は、参観に来てくださった皆さんにも、子どもたちの前でお話をお願いしました。
宮崎市東京事務所の川野元規所長には、東京と宮崎をつなぐお仕事について。突然のお願いにも応じてくださり、子どもたちはその仕事に強い関心を示していました。地域の外にいながら、ふるさとの未来に関わる働き方がある。そのことを、実際に働く方から聞く機会になりました。
宮崎オープンシティ推進協議会(MOC)事務局次長の崎原秀利さんにも、授業の途中でお話をお願いしました。組織の中にいながら新しいことに挑戦し、価値を生み出していくこと。ふるさと宮崎への思いとともに、ご自身の仕事について子どもたちに伝えてくださいました。
角川アスキー総合研究所の有馬菜穂子さんからは、編集や映画が好きだったことをきっかけに角川へ進み、今はアントレプレナーシップ推進大使の派遣に携わっているというお話がありました。自分の「好き」から始まった仕事が、次の世代の挑戦する機会をつくる仕事につながっている。有馬さんの歩みは、子どもたちが将来の仕事を考える手がかりになったのではないかと思います。
同じく角川アスキー総合研究所の長渡涼子さんにも、授業に立ち会っていただきました。長渡さんとは、東京・福岡・宮崎をつなぎ、地域に新しい機会を生み出す仕事についてもお話ししました。学校に集まった大人の仕事をたどると、地域との関わり方も、一つではないことが見えてきます。
今日の経験を、次の一歩へ
6年生の学校公式記事には、「自分の夢や目標を見つけていってほしい」と記されています。失敗から学び、挑戦を重ねる経験への、学校の願いが込められた言葉です。
出典:本庄小学校「アントレプレナーシップ教育(6年生)」
幼い頃から地域を知り、自分で考えて挑戦する。その積み重ねが、将来さまざまな形でふるさとに関わるきっかけになればと思います。この日、子どもたちが出し合った考えや、大人たちから聞いた仕事の話も、そのための手がかりの一つです。
本庄小学校の子どもたち、村中田校長先生、事前の打ち合わせからご調整くださった谷口春樹先生をはじめ先生方、そしてご一緒した皆さま。学びの時間をともにつくってくださり、ありがとうございました。
株式会社ジブンノオト 代表取締役
文部科学省アントレプレナーシップ推進大使
大野圭司
MRT宮崎放送のニュースで紹介されました
出典:MRT宮崎放送
MRT宮崎放送「将来の夢を叶える力を 国富町の小学校で『アントレプレナーシップ教育』の講演」を読む
ニュース記事公開:2026年9月17日12時12分


