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「あったらいいな」を、自分たちのお店に。|JIBUNNOTE MAIL VOL.02

2026.09.07

  • NEWS

「あったらいいな」を、自分たちのお店に。|JIBUNNOTE MAIL VOL.02

JIBUNNOTE MAIL VOL.02|2026年9月号

駅ビルは、ただ通り過ぎる場所ではありません。そこには、「こんな場所があったらいい」という願いと、それをかたちにする人の仕事があります。

2026年8月20日、中学生13名が広島駅ビル・ミナモアを歩き、自分たちのお店を考えました。手がかりにしたのは、マーケティングのフレームワーク「4P」。そして最後は、店員とお客さんになりきる寸劇で、お店の魅力を伝えました。

見ること、考えること、伝えること。「中学生ミナモア出店会議!!」では、この三つを一日の体験につなぎました。第2号は、その過程をたどります。

ミナモアでの活動に参加した中学生たちの集合写真
広島駅ビル・ミナモアを舞台に、中学生13名が参加しました。

いつもの駅ビルを、経営者の目で。

まずは、ミナモアを歩くところから。誰が訪れ、何を選び、どんな空気が生まれているのか。普段は利用者として過ごす場所を、この日は経営者の目で観察しました。

次に、見てきたことを手がかりに、自分たちのお店を考えます。商品・価格・場所・伝え方を4Pで整理しながら、「誰に、何を、どう届けるか」を仲間と話し合いました。

一人ひとりの考えを持ち寄り、すり合わせ、お店の魅力を言葉にしていく。その先に、4つのアイデアが生まれました。

4Pを手がかりにお店のアイデアを考える中学生たち
商品・価格・場所・伝え方。4Pを手がかりに、お店の魅力を言葉にしていきます。

4つの「あったらいいな」が、お店のかたちに。

気軽に立ち寄れる場所、友だちと楽しめる時間、街を歩く思い出、自分らしく「好き」を表現できる場。それぞれの班が考えたお店には、訪れる人に届けたい体験がありました。

クレープ店|気分が少し上向く、寄り道を

訪れた人の気分が、少し上向くように。クレープ店の案には、気軽に立ち寄れる場所をつくるという発想がありました。

映画 × ゲームセンター|友だちと過ごす時間を広げる

映画を観る楽しさと、ゲームで遊ぶ楽しさ。その二つをつなぎ、友だちと過ごす時間を広げようと考えた案です。

着物レンタル|街を歩く時間を、思い出に

着物を借りて、街を歩く。移動する時間も含めて、体験そのものを思い出に変えようと考えました。

推し活カスタムショップ|「好き」を、自分らしく

自分の「好き」を、自分らしく表現できる場所があったら。推し活カスタムショップは、そんな場を考えた案です。

いずれも、この日に考えたアイデアです。実際の出店が決まったものではありません。

考えたお店を、寸劇で届ける。

最後の発表では、店員とお客さんになりきり、自分たちのお店を寸劇で紹介しました。考えたアイデアを、相手に届く言葉と場面にしていきます。

どんなお店なのか、そこでどんな時間を過ごせるのか。4つの班が、それぞれのお店を演じて伝えました。一人ひとりが担ったのは、考えるところから、相手に届けるところまでです。

自分たちが考えたお店を寸劇で発表する中学生たち
店員とお客さんになりきって発表。アイデアを、相手に届く言葉と場面に変えました。

4班の寸劇ダイジェストを見る

数字に残った、当日の手ごたえ。

この日参加した中学生は13名。4班に分かれ、すべての班が寸劇で発表しました。終了後のアンケートには、中学生10名、保護者6名から回答が寄せられました。

中学生は、回答した10名全員が「とても満足」または「満足」。保護者も、回答した6名全員が、次回も「ぜひ参加させたい」または「参加させたい」と答えています。

これは、一日を終えた時点での受け止めです。長期的な教育効果を示すものとは区別し、当日の手ごたえとして記録しています。

回答数とアンケート結果を詳しく見る

自分の答えをつくる、その過程を大切に。

創刊号では、AI時代に「自分の答え」をつくる教育についてお届けしました。その後のやりとりを通じて、地域と教育の接点、自分の頭で考える時間、異なる立場の人が協働できる仕組みについて、あらためて考えています。

今回の中学生たちの一日は、その問いに具体的に答える場となりました。自分の目で見て、考え、仲間とすり合わせ、自分の言葉で伝える。誰かから正解を受け取るだけでは得られない、この過程を大切にしたいと考えています。

お店のアイデアと、その一つひとつを伝えた寸劇。そこに至るまでの学びを、これからも丁寧にお伝えしていきます。

「中学生ミナモア出店会議!!」の実施報告を読む
創刊号を読む|AI時代に「自分の答え」をつくる教育へ

ひとことから、次の対話へ。

今回の一日を、みなさんはどのように読まれたでしょうか。お便りへのご感想、これから読みたいテーマ、教育・地域づくりについてのご質問やご相談を、ぜひお聞かせください。

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JIBUNNOTE MAILは、毎月第1月曜日、周防大島からお届けしています。学校・自治体・地域・企業・大学での教育実践や、AI時代の学びを、次のお便りでもご紹介します。

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本記事は、JIBUNNOTE MAIL VOL.02(2026年9月号)の内容・趣旨をもとに、公式サイト向けに編集したものです。参加者数・アンケート結果は、2026年8月20日の実施報告に基づいています。