株式会社ジブンノオト(周防大島)

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ENTREPRENEUR
起業家たち

03

未来の自然環境を守る養蜂家

笠原隆史

TAKAFUMI KASAHARA

株式会社 KASAHARA HONEY/代表取締役

  • 笠原隆史
  • 笠原さんの家族、お店の前にて
  • カサハラハニーのはちみつ

笠原隆史の仕事

地域に根を下ろした養蜂

四季を通じて花や樹木が豊富な周防大島では、蜜源を求めて移動するのではなく、地域に根を下ろした養蜂を営んでいます。そして、いつか子どもたちが養蜂を継ぐことができるよう、植樹などによる環境整備に取り組み、将来の蜜源を確保しようと努力しています。
暮らしは周防大島三蒲地区に根を下ろし、地域の人たちとの家族ぐるみの交流を大切に、仕事に子育てに、只今奮闘中です。

カフェ&ショップ

採れた蜂蜜を使ったドリンクやスイーツを提供するカフェを営んでいます。例えば、レモン・かぼす・柚子など旬の柑橘と蜂蜜のドリンクや、パン(島のパン屋特製)に3種類の蜂蜜をたっぷりかけていただくトーストなど、蜂蜜を利用したレシピを提案。もちろん、色々な種類の蜂蜜も販売しています。

カフェで味わう

蜂蜜はお客様へ直接販売することを大切にしています。自営のカフェ&ショップはもちろん、インターネットや電話での通信販売やイベントへの出店などです。
また、FacebookやInstagramを活用したSNSによるファンマーケティングにも力を入れています。遠方から、島の蜂蜜を購入するためにご来島いただき、他のお店も巡っていただく。そんな周防大島ファン増加の一助になればと思います。

みかんハチミツ

周防大島の特産、みかんの花から採取した「みかん蜂蜜」。これを採蜜できるのは、島の農家さんのおかげです。 みかんを思わせる透き通った綺麗な色。ほのかな柑橘の香りと味、そして爽やかな後味が魅力です。 クセがなく、何にでも合いますが、特に柑橘類の蜂蜜漬けには最適です。

笠原隆史の歩み

小学生時代/1992年~

美和町立坂上小学校(現・岩国市立美和東小学校)

山口県美和町(現・岩国市美和町)で養蜂を営む家の次男(三人兄妹)です。
休日には、早朝から養蜂の手伝いに出掛けましたが、兄弟で山の中を駆け回ってよく遊んだものです。この思い出が養蜂家の原体験かもしれません。

中学生時代/1998年~

美和町立美和中学校(現・岩国市立美和中学校)

好きだった野球部がなかったため、器械体操部へ。練習に励みましたが、「上には上がいる」と気付かされました。夢はプロ野球選手。養蜂の手伝いはほとんどしていませんでした。

高校生時代/2001年~

山口県立岩国総合高等学校

念願の野球部に入りましたが、練習はとても厳しいものでした。3年生になると、遠征へ出掛けて強豪校と対戦。その2軍や3軍に負けてしまい、再び「上には上がいる」と知り、夢は消えました。その代わり、野球の指導者や保健体育の教員になりたいと思い、日本経済大学(福岡キャンパス)へ進学しました。

大学生時代/2004年~

日本経済大学、中村調理製菓専門学校

日本経済大学の硬式野球部は、福岡六大学野球連盟の強豪。レギュラー入りは難しく、野球関係以外の職業を考えるようになりました。それが、調理師です。
大学4年生になったときから、調理師の専門学校にも通学。大学の卒業証書と調理師免許の両方を得て、ホテル・レストラン業界へ就職しました。

会社員時代/2008年~

グランドハイアット福岡

全国にホテル・レストランを展開する会社のレストラン(福岡市)にコックとして入社。妻になる亜裕美さんとは、同期入社(宴会サービス)でした。その頃、まさか養蜂業を継ぐことになるなど思ってもいませんでした。
転機は、食材を調べていたときに訪れました。国内で消費される蜂蜜で、国産のものはたった6%。およそ80%は中国からの輸入品だと知りました。実家で作られていた蜂蜜は、実はとても貴重なもの。心から安心して食べられる純粋なものだったのです。
こうして、養蜂家として起業するという新たな目標を得ました。その舞台として、父の故郷である周防大島を選びました。

KASAHARA HONEY 起業/2010年~

周防大島に移住した後、起業家養成塾「島スクエア」(大島商船高等専門学校)に入塾し、起業について勉強。道の駅サザンセトとうわにチャレンジショップが開かれると、小さなお店をオープンさせました。
実は、妻は周防大島でブライダルの職に就きたいという希望でした。しかし、思うような求人はなく、夫婦で蜂の世話をするように。すると妻は「ミツバチが可愛い」と言いだし、結果、夫婦で力を合わせてやってきました。
養蜂業は、採蜜場所を求めて全国を移動することが主流です。しかし、私たちは採蜜量が減っても、周防大島に根付き、島で採れた蜂蜜を、島で販売する。そんな新しい養蜂家の姿を実現しています。
2016年春には、「はちみつカフェ」をオープンし、起業物語第二章が始まっています。

ジブンの強み
MY STORONG POINTS

特技、得意なこと、得意な教科、得意なスポーツ、好きなこと、続けていること、家族や先生、友達からほめられること、興味のあること …など5段階評価
相手と調和する優しさ★★★★
決めたらやり通す頑固さ★★★★
周防大島の自然環境★★★★★

起業家としての特徴
SPECIAL FEATURE

/目標
養蜂業を通じて周防大島の自然環境を整備し、子、孫の代へ仕事をつなげていくこと
冒険/仕事
養蜂業
レベル/肩書・役職
代表
ゴールド/給料・売上
年間売上2,300万円(2016年)
魔法/技術・資格
地域密着型の養蜂業
調理師免許証
武器/道具
巣箱、軽トラ、蜂蜜遠心分離器、燻煙器、チェーンソー、チッパー、草刈機等
仲間/共に働く人
妻(亜裕美)
スタッフ9名

年表
TIMELINE

夢・目標

家族とともに地域に根を下ろす養蜂家

なぜ?

養蜂業を通じて周防大島の自然環境を整備し、次世代へ仕事をつなげるため。

年齢出来事(進学、就職、昇進、転職、起業、結婚、育児、復職、退職…など)
31従業員9名を雇用、オンラインショップも開設し事業を拡大中
30周防大島町三蒲に「ショップ&カフェ KASAHARA HONEY」をオープン
25笠原養蜂場を開業し「道の駅サザンセトとうわ店」をオープン
24父の故郷、周防大島に妻と移住。岩国で養蜂を営む両親の元で学ぶ
22グランドハイアット福岡に調理師として入社
22日本経済大学と中村調理製菓専門学校を卒業
21中村調理製菓専門学校に入学
18日本経済大学に入学
18山口県立岩国総合高等学校を卒業
15美和町立美和中学校を卒業
12美和町立坂上小学校を卒業

子育てメモ

マナーの基本である挨拶、返事、ありがとう、ごめんなさい等がしっかりとできるように、気をつけてきました。また、頭ごなしに叱るのではなく、理由を聞き、なぜ悪いのか理由を教える。理由がわかっているのに繰り返す時には、厳しく叱る。子ども一人ひとりの性格に合わせた叱り方にも留意しています。

SHOP DATA

株式会社 KASAHARA HONEY

〒742-2102 山口県大島郡周防大島町東三蒲473-1

TEL:0820-74-5283
営業時間:10:00~17:00
定休日:月・火

http://kasahara-honey.net