株式会社ジブンノオト(周防大島)

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起業家たち

02

ふるさと浮島と歩む起業家

新村一成

KAZUNARI SHINMURA

株式会社 オイシーフーズ/代表取締役

  • 新村一成
  • 浮島いりこ・浮島ひじき
  • オイシーフーズ

新村一成の仕事

オイルサーディンをつくる

故郷の離島・浮島(周防大島町)では昔からイワシ網漁が盛んです。そのカタクチイワシをオイルサーディン(イワシ油漬け)に加工しています。
エキストラバージン・オリーブオイルと菜種油に漬け、化学調味料・着色・保存料は一切使用しない手作りです。その味の良さに加えて、都市消費者を意識してデザインにもこだわり、ブランドづくりに心掛けています。

「もったいない」を商品に

“もったいない”のなかにビジネスがあると考えています。例えば、乾燥味付きヒジキ「ひじっ好」は長らく人気のお土産として愛されていましたが、地元生産者が休業したと知りました。これは“もったいない”と、作り方を学んで、復活させました。
「あかもく」という栄養豊かな海藻も捨ててしまうばかりで、商品になっていないのは“もったいない”と、「浮島あかもく」を商品化し、好評を得ています。

浮島とともに生きる

瀬戸内海に浮かぶ、周囲8キロの小さな島「浮島」で生まれ育ちました。人口は223人(H29年4月)で小学校もあり、イワシ網漁は今も盛んです。
浮島の水産資源があるからこそ、イワシ網漁が生業となり、オイルサーディンという商品をつくることができました。この水産資源を次世代へ引継ぎ、これからも浮島とともに生きていこうと考えています。

オイルサーディン

オイシーフーズのオイルサーディンは、瀬戸内ブランド・登録商品です。これは、瀬戸内7県の「自然(島や内海)」、「食」、「歴史」をもとに開発された商品等を、せとうち観光推進機構が厳選して登録するものです。 浮島からの材料、無添加の製法、そして洗練されたデザインが瀬戸内を代表する商品という誉に輝きました。

新村一成の歩み

小学生時代/1980年~

橘町立浮島小学校(現周防大島町立浮島小学校)

社長になるのが夢でした。車が好きだったので、トヨタなどのやっぱり社長が夢でした。
家はイワシ網漁とイリコの製造販売をしていました。ある年にはトリ貝が豊漁で、値も高かったからとても儲かったり…。だから、「商売って面白い!社長になってお金持ちになろう」。そんな気持ちが強かったんです。

中学生時代/1986年~

橘町立日良居中学校(平成21年3月閉校)

浮島から周防大島の中学校へ、渡船で通学していました。小学校ではたった6人だった同級生が30人になって、「世界が広がった」と感じたものです。
その頃、父はよくこんなことを言っていました。「漁師だけで生計を立てるのは難しい。加工して、販売までやってこそ、商売になる」。

高校生時代/1989年~

山口県立安下庄高校 (現県立周防大島高校)

インターハイ常連校の漕艇(ボート)部に入りました。厳しい練習や上下関係を通じて心身を鍛えることができました。人間関係が広がり、良好な関係は今でも続いています。

 

専門学校生時代/1992年~

広島コンピューター専門学校

ソフトバンクを創業した孫正義が16歳の時、日本マクドナルドの藤田社長にアポなしで久留米市から飛行機で会いに行き、「これからはコンピューターの時代だ」というアドバイスをいただきました。その影響で、コンピューターの学校へ進学しました。

会社員時代/1994年~

自動車販売会社・水産会社

一旦、自動車販売会社に勤務。結婚を機に26歳で周防大島にUターンし、36歳まで親戚が経営する水産会社に勤めました。
あるとき、瀬戸内ジャムズガーデンの松嶋匡史さんと出会い、松嶋さんの経営理念やビジネス手法を聞いて、心を動かされました。
普通、材料はできるだけ安く仕入れたいものです。ところが、松嶋さんは「農家が豊かになるため、材料をなるべく高く買う」そうです。その分、「加工で価値を上げて、その価値を理解して頂けるお客様へ販売する」。その発想に、目から鱗が落ちました。

 

株式会社オイシーフーズ 起業/2012年~

松嶋さんに、「浮島のイワシ網漁に関連して何かできないか?」と相談。すると、「オイルサーディンはどうか」との答えでした。オイルサーディンが何なのかさえ、知りませんでしたが、都会的な商品を田舎で作るという発想を、「面白い」と思いました。
父の新村水産からイワシの供給を受け、料理人の兄から作り方を学び、叔父・新村則人さんにデザインを頼んで事業が始まりました。
オイルサーディンはたちまち評判になり、2013年には工場を新築。新商品・味付けひじきの「ひじっ好」は、「全国むらおこし特産品コンテスト」(全国商工会連合会主催、平成24年度)で審査員特別賞を受賞しました。
小学生の頃からなりたかった社長になり、ビジネスも順調です。これからも、浮島とオイシーフーズは二人三脚で、事業の発展に力を尽くしたいと思っています。

ジブンの強み
MY STORONG POINTS

特技、得意なこと、得意な教科、得意なスポーツ、好きなこと、続けていること、家族や先生、友達からほめられること、興味のあること …など5段階評価
敵を作ることが少なく、人が応援してくれる★★★★★
ヒット商品の予測打率8割★★★★★
おせっかいと思われてもアドバイス★★★★★

起業家としての特徴
SPECIAL FEATURE

/目標
水産加工品の販売を通じて、浮島、そして、周防大島を有名にしたい!
冒険/仕事
株式会社 オイシーフーズ(水産食料品製造業)
レベル/肩書・役職
代表取締役
ゴールド/給料・売上
年間売上約3千万円
魔法/技術・資格
生まれ育った浮島(水産資源とイワシ網漁)
武器/道具
父:新村水産を経営する新村政志
叔父:新村デザイン事務所を経営する新村則人
仲間/共に働く人
スタッフ4名

年表
TIMELINE

夢・目標

浮島が誇る水産加工会社の経営者

なぜ?

水産加工品の販売を通じて、浮島、そして周防大島を有名にしたい。

年齢出来事(進学、就職、昇進、転職、起業、結婚、育児、復職、退職…など)
43従業員5名となり売上を順調に拡大中
42浮島あかもくを商品化
41株式会社として法人化
39工場と事務所を新築、瀬戸内ブランド商品として登録
38オイシーフーズ起業、全国むらおこし特産品コンテスト審査員特別賞受賞
26水産会社に入社
20自動車販売会社に入社
18広島コンピューター専門学校に入学
18山口県立安下庄高等学校を卒業
15橘町立日居良中学校を卒業
12橘町立浮島小学校を卒業

子育てメモ

理由もなく叱らないようにしています。できたら、島から飛び出して広い世界を経験して欲しいですね。もし困ったら、浮島でイワシ網を引いて、いりこをつくったらいいんです。帰る場所があるということが、最大の強みだと思います。

SHOP DATA

株式会社 オイシーフーズ

〒742-2803 山口県大島郡周防大島町土居1001-51

TEL:0820-73-1113
営業時間:---
定休日:日

http://oisea.com